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 同窓会              [at present]



 浪人の時か大学一年かの年に出た以来の 同窓会 に行って来た。 万感迫るものとなった。 三十六年ぶりになろうかと思う。 中高一緒で、六年間過ごした人々だ。 

 その六年間を上回る経験をしているかどうか。 ここのところの六年という月日の、なんと早き事か。 お互い、天然記念物を見るようなつもりで見合う。 ある表情をすれば、「あっ、あいつだ!」 と確信を持つ。 中には、どこで見かけてもすぐわかるだろうという程、変わらないやつも。 声と話ぶりを聞いて、確信を持つやつ、とか。

 みな出世盛りで、まぶしい。 名刺をもらった三人は、あとでよく見れば素人目にも分かるなかなかの役職についていた。 高校時代の目立ち方とは、違う気がする。 
 新宿西口ではもう古株の高層ビル最上階で、あの京王プラザは隣だった。 あまり新宿に来なくなっているいま、しみじみと見てしまう。 

 思い出話に、花が咲く。 言われて思い出す事、言われても思い出せない事。 話は尽きない。 驚くような偶然で二年前同級生と再会したことが発端、の話だった。
 


 中古のCD              [at present]


 LPレコード、アナログの時代、中古の市場がどれだけ有ったか。 記憶がない。 中古レコード屋というのが出てきたのは、CD がメインになってからではないだろうか。 アナログで録音された時代のものならば、アナログのLP盤というのがどれだけ素晴らしいか認知された時期でもあると思う。 

 LP は、ターンテーブル・プレイヤーの問題がある。 また、カートリッジの針や LPレコード本体といった、消耗するところがある。 この消耗と、 S/N 、 ダイナミックレンジにおいて CD は圧倒的に優れていた。 つまり、非接触のCDこそは中古で取引されるに適している。 

 長く使えないレコードプレイヤーであり、千枚に近いほど集めた LP が聴けなくなってしまっている。 聴きたいものは CD で買っている。 先日入手した、G.F.R. の Live が、やはりいい。 同時に買った、Todd Rundgren がまた、絶品である。 


YouTube            [at present]


 大変なものが出来たものだと思った。YouTubeである。かつて、演奏している映像というのは大変貴重なもので、NHKのヤングミュージックショーやNOW EXPLOSIONをTVの前で瞬きを惜しんで食い入るように見つめたものだ。まだ家庭用のビデオレコーダーも無く、本当に一期一会の気持ちで接していた。

 ベータやVHSが普及してからも貴重な事には変わりなく、秘蔵のコレクションをダビングしあって交換していたものだ。幸いコピー制限はなく、デッキが二台あればダビングし放題だった。

 それがいまや膨大なライブラリーがクラウド上に蓄積され、検索一発で直ぐ観られる。著作権については少々気になるものの、やはり夢のような話だ。残念ながら音楽史上重要と思われる60年代70年代の物は、そもそも数が少なく音も映像も決して良くないが、しばらく観ていればそれもあまり気にならなくなる。

 これまで意識してYouTubeに踏み込まないようにしていた。観始めたら切りがなくなると思ったのだ。音楽に対する気持ちも少し冷めていたのかもしれない。しかしこの度、バックアップ用に持っていたPCをYouTube専用機としてステレオオーディオシステムとTVモニターに繋ぎ毎晩のように楽しみ始めた。



追記:
バックアップとして持っていたPCはVISTAが入っていたもので、今回起動してみたらうまく動かなかった。そこでLinux OSをインストールし再生させた。2.4GHzで4G、SSD/250Gと、そこそこのスペックなので快適に動いている。



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