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G.F.R. の メルサッチャー            [Grand Funk Railroad]


 G.F.R. は当時から ジーエフアール などと発する人はなく、通称は グランドファンク 又はもっと縮めて グラファン だった。 しかし ファンをもって認ずる者は グランドファンクレイルロード(Grand Funk Railroad) と ちゃんと口にして欲しい。

 マークファーナーとドンブリューワーの魅力は両者リードヴォーカルをとることもあり、語られる事も多いかと思う。 だからメルサッチャーの大きさを指摘したい。 がっしりと下で受け止め、ドラムと見事に絡み合ったベースプレイ。 目立たないが実は大切なのが彼のスラーを巧みに使うエレキベースのプレイなのだ。 マークのようなアクロバティックなステージアクションはなかったが、のけ反ってリズムに乗る姿は めちゃくちゃいかしてた。 

 1969年が彼らのデビューなので(1951年生まれらしい)メルは若干 17、8才。 後楽園でも 19か20才だ。 他の2人も1948年生まれらしいので、デビューが19か20才。後楽園が21、2才の時の出来事だ。 この早熟ぶりは この頃の英米ロックミュージシャンに共通する話で、たいてい20代の前半には人生における ひと仕事 をやりとげている。この不思議は また改めて記したいと思う。


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